アクション:SDGs

01SDGs未来都市、恩納村

恩納村(おんなそん)は、2019年に内閣府より持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた優れた取り組みを行う都市として、「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。数々の恩納村の課題に対して、「サンゴの村宣言」のサンゴを中心とした自然環境にやさしい地域づくりの取り組みと、それらを経済、社会面にまで広げていくSDGsの取り組みが認められたからです。

SDGs未来都市に選定された時の写真

02SDGsってなに?

2015年9月、193の国連加盟国の合意のもと採択された、環境、経済、社会に関する先進国と発展途上国双方が取り組むべき17の目標と169のターゲットを定めた、全人類共通のグローバル目標です。 恩納村(おんなそん)を始めとして日本の地方の課題も多く含まれています。「世代を超えて」「すべての人が」「自分らしく」「よく生きられる」世界を目指します。

恩納村(おんなそん)は、半農半漁の村として、また世界有数の観光地として栄える一方、サンゴの白化、オーバーツーリズム、地元特産品の数が少ないこと、ジェンダーを含めた多様性の問題など、様々な課題を抱えてきました。恩納村のサンゴの村宣言、およびSDGsの取り組みでは、こういった問題を解決していくことを目指して取り組んでいきたいと考えています。

恩納村では、2000年以降、度々サンゴが白化、減少してきました。そこで、リーフチェックを通してモニタリングしていくと共に、サンゴの植え付けを行い、サンゴ礁を再生させようとしています。また、農地からの赤土流出防止など、陸域からの対策も行い、「Honey &Coral Project」などを通して持続可能な取り組みを行っています。

Green Finsとは、国連環境計画(UNEP)とReef-World財団(英)が行っている取り組みで、「サンゴの上に立たない」、「海洋生物を触ったり追いかけたりしない」「魚の餌付けはしない」など、サンゴに優しいダイビング、シュノーケリングなどマリンレジャーを実現するためのガイドラインです。環境ほぜんに対する人々の意識を高め、サンゴ礁の保護を通して、持続可能なダイビングやシュノーケリングを実現しようとしています。日本では、恩納村が初めて導入し、2023年度には13社を認定しました。

恩納村では、陸や海の環境や人々の生活に配慮した多くの特産品があり、SDGs 普及とともに増えていくと考えられます。これらの特産品の内、村の定める一定要件を満たしたものに対して、ローカル認証を付与しブランドの向上を図っていきます。

恩納村には、毎年多くの観光客が訪れ、活気あふれる反面、多くの問題も起きています。例えば、交通渋滞うあ違法駐車など交通に関わる問題や、ゴミや海の利用方法に関わるマナーの問題です。これらの問題に対応するため、2022年度はダイビングやシュノーケリング等のオーバーツーリズムに対する調査や露天営業の取締りの強化を行い、適正な施設利用をすることによって、問題解決を図っています。

恩納村では、サンゴの村宣言やSDGs に関わる取り組みについて、SDGs 推進委員会で定期的に報告するとともに、年数十回の説明会やイベント、動画配信、TV放送、ホームページ、村内施設でのポスター貼付、パンフレットの配布等で周知普及を図っています。

恩納村では、村内の中学校や小学校、幼稚園で、SDGs の発想で地域の課題を解決した人材を育てるための取り組みを実施しています。
授業にあたっては、村内外の企業や団体、行政などがそれぞれの強みやノウハウを用いて連携しながら、子どもたちが地域を知り、成功体験を通じて、一層地域のことを自分ごと化できるように工夫しています。

SDGs推進事務局
savethecoral
savethecoral

恩納村SDGs
未来都市計画

(2019~2021)

(PDF : 1.6MB)

  • 恩納村むかし・未来すごろく
    時間を超えて旅をする、村の歩みとこれから 恩納村文化情報センター(恩納村図書館)では、地域の歴史と未来を楽しく学べる参加型展示 「恩納村むかし・未来すごろく」 を開催しています。1950年代から現在、そして2050年へ。 […]
  • サンゴ礁を未来へつなぐ──恩納村マリンレジャー協会によるリーフチェック活動
    沖縄県恩納村の青い海には、美しいサンゴ礁が広がっており、その生態系は地域の観光業にも重要な役割を果たしています。しかし、この貴重な自然資源を守るためには、地域社会の協力が不可欠です。恩納村マリンレジャー協会は、2024年 […]